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キンボールの特徴
1 ボールサイズ
巨大で軽量、しかも丈夫でファショナブルなボールは他に類するものが見当たりません。 アドバルーンのように軽く大きなボールを想像して下さい。決して大玉転がしボールと同一視しないでください。
2 3チームでゲームする
通常1対1や2対2(組)が対戦概念ですが、キンボールのメインのコンペティションゲーム は3組12名が同時に競います。ルールを読むだけでは、その楽しいところは理解し難いですが、プレーを始めれば、すぐに納得できます。
3 必ず声を出して指示
グレーチームの3名がボールを支え(上記写真参照)、1名のメンバーがボールをヒット(サーブ)する前に、1名(だれでもよい)が他チームのピンク又ブラックのいずれかのチームカラーを、声を出して指定します。この時必ず※「オムニキン」という言葉を相手チームカラーの前に発声します。例えば「オムニキン、ブラック」と発声した後ヒット(サーブ)しなければなりません。(コンペティションゲーム)
※オムニとは、すべてのという意味。キンはキネスシス(運動感性)の略語。いわば「すべての人が楽しめるスポーツ」という造語であり、かけ声。
4 コンセプトスポーツ
他のアレンジスポーツ種目ではなく今の時代に生まれるべくして生まれた、オリジナルでコンセプトのはっきりしたスポーツです。
『共遊』
★ コートでプレーできるプレーヤーは1チーム4名ですが、最大12名まで登録でき、プレーヤーは何回でも自由に交代できます。従って、3チーム最大36名がゲームを楽しむことができます。
★ ”巨大なボール”を床に落とさないようにするには全員の協力が必要なため、一体感を味わうことができ協調性を養う事ができます。
『主体』
★ 122cmの”巨大なボール”は見た人の好奇心を刺激し、誰でも「触ってみたい!遊んでみたい!」と自ら進んでゲームに参加します。
★ ヒットの時には相手チームの色を大きな声でコールしなければなりません。ゲームを通して能動的姿勢が培えます。
★ ヒット時にチーム4名全員がボールに触らなければなりません。自ら積極的にゲームに参加しなければ成り立たない競技です。
キンボールのコンセプト
『創造』
★ ルールは参加者の年齢、経験、体力などの条件に応じて一部変更することが認められています。柔軟なルールバリエーションがこのスポーツを子どもから高齢者まで楽しめるスポーツにしています。
★ コンペティションゲームだけでなく、リードアップゲームと呼ばれる段階的プログラム(ボール遊び)は代表的なもので現在30種類以上の種類があり、これらは指導者だけでなく参加者も創意工夫し、互いにつくり出していくものです。
キンボールの背景
キンボールの「キン」は、英語の「キネスシス (kinesthesis)」の略で「運動感覚」の意味。
従ってキンボールとは、直訳では運動の感覚を楽しむボールゲームとなります。運動神経を磨いたり、競ったりする一面的な記録主体の競技でなく、運動による感性創出すなわち「励まし、助け合い、感動の共有や協調性を高める」そんなコンセプトを具現化したスポーツがこのキンボールと言えます。
社会や経済の成熟・衰退化は、人と人の関係を弱めたり、生きがい感の喪失、強い精神ストレスの発生など多くの問題を生じせしめています。キンボールのデビューは、このような背景の中から「共に生きる力をつける」ことをテーマに、カナダ・ケベック州マリオ・ドゥマース氏によって創案されました。
コンペティションゲームのヒット時はチーム全員がボールに触れていなければなりません。さらにヒットは同じ人が2度続けて打つことはできません。よって全員が参加できる画期的なゲームです。
■用具
キンボール 1個
ブロワ(空気入れ) 1個
ゼッケン 3色×最低4枚以上
スコアボード 1個
■設定
コートの大きさは13〜21m×16〜21mとする。
境界線としてラインをひく。
■ルール
1. ピンク、ブラック、グレーの3チームで競う。
あらかじめ各チームごとに登録メンバー全員がチームカラーを示すゼッケンを着用しておく。
2. 3チームのキャプテンがじゃんけん(日本ルール)をし、勝ったチームがヒット(サーブ)権を得る。
3. レフリーの指示の後、コートに入る。
4. ヒット権を得たチーム:
コートの中央で(ゲーム開始時・ピリオド開始時のみ)、ヒットチームのヒッター以外がボールを支える。
ヒット権を得たチーム以外の2チーム:
コート内に陣地の区分はないので、各チーム4名でコート内すべてを守れるように守備につく。
5. 試合の開始はレフリーの合図(笛)により開始とする。
6. ヒットはヒットチームの1名が、※必ず「オムニキン」と言い、続いて「レシーブチームの色」(自チーム以外のどちらか)をヒット前に大きな声でコールしてからヒット(腰より上のみを使用し、手や腕等でボールを打撃する事)する。
ヒットの瞬間は4名全員がボールに触れていなければならない。
※必ずしもヒッターが言う必要はない。オムニキンと色は別々の人がコールしても良い。但しそのつど必ず1名のみとする。
7. ヒットされたボールは指定された色のチーム(レシーブチーム)が床に落ちる前にレシーブ(全身使用可)する。
8. レシーブ成功後、自チーム以外のどちらかに上記4. 5.と同様にヒットする。
9. レシーブまたはヒットに失敗すると、失敗したチーム以外の2チームに1点ずつが加算される。
10. その後のゲーム再開は、失敗や反則をしたチームが失敗や反則を犯したところから (2.5mの範囲内で)ヒットして再開。
11. ゲーム途中でもピリオド終了のタイムキーパーからの合図でピリオド終了。
12. 第2ピリオド、第3ピリオドスタート時は前のピリオドまでで最も得点の低いチームが、ヒット権を得る。同点の場合は日本ではじゃんけんで決める。
13. 10と同様にゲーム終了。
■主な反則
<ヒット(サーブ)時>
コンタクトミス:
ヒットの瞬間、味方のプレーヤー全員ボールに触れていなかった場合。
コールミス:
正しくコールしなかった場合。
短いヒット:
ヒットしたボールがボールの直径の1.5倍、1.8m以上飛ばなかった場合。
下向きのヒット:
ヒットしたボールが床と水平以上の角度で飛び出さなかった場合。
アウトボール:
ヒットしたボールが直接コート外に落ちた場合。
連続ヒット:
1人のプレーヤーが2回続けてヒットした場合。
<レシーブ時>
レシーブミス:
ボールが床につく前にレシーブできなかった場合。
アウトボール:
レシーブしたボールがコート外に落ちた場合。またはレシーブ時、両足がコート外にある場合。
10秒ルール違反:
1番目のプレーヤーがレシーブのためにボールに触れてから、10秒以内に3番目がボールに触れなかった場合。
5秒ルール違反:
3番目のプレーヤーがボールに触れた後は、5秒以内にヒットしなかった場合。
ウオーキング:
3番目のプレーヤーがボールに触れたらその時点でボールに触れているプレーヤーとその後にボールに触れたプレーヤーは軸足を動かしてはならず、そのことに違反した場合。
トラッピング:
ボールを両腕等で抱え込んで保持した場合。
違反キャッチ:
ボールのナイロンカバーや空気挿入口の部分を掴んだ場合。
★反則を犯した場合、他の2チームに1点が与えられる。
<チーム(ベンチを含む)がアスリートらしくない行為をした時(故意に行う妨害、暴言、暴力など)>
最初の警告の場合、他の2チームに1点が与えられる。
個人的な警告を2回受けた場合、その個人は退場となる。交代選手を入れて続けるが、控えの選手がいない場合はその後2チームで行う。
個人に対する警告も含めチームとして2回目から4回目の警告の場合、他の2チームに5点が与えられる。
4回目の警告を受けた場合、チームが退場、2チームでゲームをする。
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